総合評価:B
外在特質 | 効果 |
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猿の魔像 | ハンターに対しバリアを1スタック消費で微スタン、3スタック消費の魔像ボタンを押すことで中スタンさせることができる |
魔像守護 | ハンターの近くにいるとバリアが少しずつ溜まる 溜まる速度は2つ目以降少しずつ遅くなる ダメージを喰らうと一気に1スタック溜まる |
魔力庇護 | 呪術師に治療されるか呪術師を治療したサバイバーは魔力庇護を受け、以後ダメージを喰らうと呪術師のバリアゲージが1スタック溜まるようになる |
魔像反動 | 治療に必要な時間+20% |
解読100族の恐怖
調香師、占い師、探鉱者という解読100族強キャラ陣に新たに加わったのがこの呪術師。マジシャンとは違いマイナス効果が弱いので、気楽に使うことができる。そして能力はお手軽無限スタン。ハンターが近くにいると魔像ゲージが溜まり、ハンターが近くにいると使うことができる。ハンターの方を見ている必要はないので、初心者でも複数回決めやすいだろう。また、呪術師自身が殴られると1つ溜まることから、呪術師がチェイスして殴られて捕まって救助された時に3つ溜まっていることが多く、自身の能力によるトンネル回避を成功させやすい。
恐ろしい遅延行為
呪術師を相手にする際には、一度チェイスをしたらきっちり飛ばしきるのが重要。試合後半になってトンネル失敗等で生かしていると、呪術師の魔像バリアゲージが貯まっているため、ハンターが他サバイバーを吊るそうとするところで小スタンを決めて風船救助をし、すぐに吊るしていたサバイバーを殴りつけて捕まえるもまた小スタンを喰らい……という遅延行為の末に4人生存仲直りを決められてしまいかねない(引き留める持ちハンターとしては、1人脱落してからの仲直りなら引き分けに持ち込めるものの、4人生存仲直りは敗戦を覚悟する事態であり、この差は非常に大きい)。オフェンスとは違い、接近するリスクはあるものの距離をとってのスタン攻撃であるため、返り討ちにするのも容易ではない。
空軍との比較
呪術師の小スタンは本当に小スタンであり、これで風船救助を決めても基本的にはその場で殴られて終わり、序中盤ならハンターに存在感を与えるだけの利敵行為であるため、使いどころは重要。3バリア消費する中スタンでも空軍の銃の方が足止め時間は長いため過信は禁物。また、空軍は最初から最後まで銃が撃てるのに対し、呪術師は自分が殴られて、更に自分の治療した仲間が殴られるとか、板グルチェイスを長く保つとかしないと3ゲージのスタンに至らないため、決して空軍が劣っているとか要らなくなったというわけではない。例えば呪術師が第一救助に入って中スタンを決めることはゲージを溜める機会を考えるとまず不可能なわけで、空軍とは違い解読に支障がないぶん能力を発揮して活躍できる状況は限られてくる。どちらかというと自分が生き残るための、初心者にとって扱うのが楽なサバイバーであり、上級者チームだと4人に入らないこともあるのではないだろうか。
治療時間増加が痛い
実装当初よりも魔像守護の溜まるスピードが落とされた。また、道化師のような明らかにカモにしているハンターがいる一方、ハンター側に単純なチェイスを行うわけではないハンターが増えたことにより、評価を下げることになった。治療時間が長くなるのもチームに悪影響を及ぼすことが多く、呪い3つを溜められればいいもののそれがかなわない展開になることもよくある(探鉱者の磁石は時間経過だが呪術師の魔像はハンターが近くにいないと溜まらない)。厄介なのは間違いないが性能を活かせないシーンが多くなったため総合評価をBとした。