総合評価:A
外在特質 | 効果 |
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忘却の香 | 香水を使用し、使用後5秒以内に押すことで香水を使用した位置に戻ることができる 戻った場合はその間のダメージも無効化する クールタイム10秒 |
記憶喪失 | 暗号解読の調整に失敗した時の暗号量の減りが他サバイバーの3倍 |
敏感 | 治療に必要な時間+30% |
元祖解読速度100族の強サバイバー
解読速度100族という括り方は探鉱者実装の時に完成された記憶がありますが、その前からの強キャラの中で、一番初めに100族強キャラの地位を確立したのは調香師なのではないでしょうか。最大3回ダメージを無効化できるという強さを持っていて、マイナス効果はダメージを喰らわなければ発動しない、調整をきっちり成功させれば問題ないというもので、調香師を扱うプレイヤーの実力、サバイバー操作能力がダイレクトに反映されるキャラと言えると思います。
存在感タンクという揶揄
シンプルに強いチェイス能力を持つ調香師ですが、ダメージを無効化してもハンターの存在感は溜まったままということには注意が必要です。つまり、10秒ごとに香水を使いダメージをもらうようなチェイスでは10秒ごとにハンターの存在感を上げてしまう、いわゆる存在感タンクになってしまうので問題であり、基本的な操作をしっかりした上でここぞというタイミングでダメージ無効化するというプレイが必要になっています。ダメージを喰らわずに香水で相手の攻撃をかわすのが理想ですが、香水効果で戻った後喰らっては意味がない(というより香水中に喰らって無効化するよりもマイナス)ので、ハンターの動きをよく見て動く必要があります。結果的に存在感を稼がせてしまっても、それでファーストチェイスを暗号機4台、5台分稼ぐのなら成功なのですから、基本的には「喰らいそうなタイミングで戻る」使い方がメインと言えます。攻撃を喰らった後にすぐ戻ると、ダメージを無効化しつつ被弾時のダッシュは発動するため、強ポジで延々とチェイスを行う→1発喰らうところで香水使用、ダメージ無効化→即戻り後、被弾時のダッシュで次の強ポジまで移動、というのが最も理想的な動きになっています。ハンター側もそれをわかっていて、無駄に香水を使わせたり戻った瞬間に攻撃を当てたり等の駆け引きがあるため、非常にやりがいのあるキャラとなっています。あなたのチェイス能力でチームを勝利に導きましょう。また、救助時にも香水使用→ハンターによるダメージ→椅子から救助→香水効果で戻る、または、ハンターの攻撃に合わせて香水使用即戻り(即香)→ハンターが刀拭きモーション中に救助、とできればノーダメージ救助も可能なので、ファーストチェイスを引かなかった時の香水は救助時に活かしていきましょう。
チェイスでの工夫
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高いところから香水を振って降りて、ハンターが一緒に降りてきたら自分だけ香水効果で戻る
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曲がり角の先で戻ることで、どこかにそのまま走っていったのか香水で戻ったのかがわかりにくくなる
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香水を振ったことはハンターに見えているため、あともうちょっとで強ポジに入れるという時に距離を稼げる
ハンター側の対策としては、とにかく1ダメージ与えることとなっています。1ダメージ与えれば占い師とは違いかなり無力化できるので(ダウン状態になってしまうと戻れないので、ダメージを無効化できるという香水の大きな強みを失う/治療時間が長いデメリットも響く)、強鯖ではありますが、どうしようもない凶悪なサバイバーと感じる人は少ないはずです。逆に調香師側としては1ダメージも喰らいたくないので、最初の1ダメージを貰わないよう集中しましょう。救助もできますが調香師実装時に比べると救助役のサバイバーが充実してきたため、パーティメンバーによっては割れ窓理論を採用した左右型の調香師にする選択肢もあり得ます。
ジョゼフ(写真家)相手の裏テクニック
ジョゼフは鏡像にダメージを与えることでそのダメージの半分をサバイバーに加えてくる特殊なハンターですが、本体へのダメージ反映時に香水戻りが成功すると写真によるダメージ反映前の体力に戻るため、ダメージ無効化ができるのです。もっとも、調香師が写真世界で縛られた場合は、写真世界崩壊時にダウン状態になり、ダウン状態では香水(戻り)使用不可のため成立しません。鏡像が1.5ダメやダウンまでだった時には使えるテクニックです。写真を撮られてから写真世界崩壊までの時間は1分、鏡像アイコンの周りにある霜のような模様が消え切ったら崩壊なので、決められるようにしておきましょう。