【第五人格】探鉱者ノートン・キャンベルの評価【Identity V】

サバイバー個別評価シリーズ、今日は探鉱者について解説します。万能型の強力なサバイバーだと思います。

総合評価:A

外在特質 効果
隕石の磁石 磁石を持つ 投げると他のサバイバーやハンターに磁石をくっつけることができ、N極同士やS極同士だと反発、N極とS極だと引き寄せられる 詳細は本文で解説
生存力 自分や他人の治癒速度+20%
磁場妨害 暗号機の調整頻度、調整難度が増加/磁力により飛ばされて物体にぶつかると気絶する。距離が長いほど気絶時間も長くなる
磁力吸引 暗号機やロッカーの近くで一時的に移動速度上昇 クールタイム80秒

隕石の磁石について

・最初から1つ持つ 50秒で1つ貯まり最大所持数は3つ
・投げる磁石の極性は自身の極性と同じ
・自身の極性はノーモーションで切り替え可能(クールタイム2秒)
・つまりハンターに投げつける場合、投げつけてからそのままにしておくと反発、投げつけてから自身の極性を切り替えると引き寄せになる
・他人の貰った極性の持続時間は20秒
・極性を持っているもの同士が近づくと連結が起こる 連結の生じている0.5秒程の間に距離が離れると反発や引き寄せは起こらない

救助役として、チェイス役として、解読班として……

吹き飛ばしたハンターを壁にぶち当てることで風船救助も可能。また、普通に椅子から救助する時でも上手いことハンターと自身との間に壁を作り「引き寄せ」を決めることで被救助サバイバーが逃げる時間を作りトンネル回避につなげることができる。このためにはハンターにうまく磁石を当てる必要があり、当然ハンターに見つからないよう接近する必要があり、壁と自分とハンターとの位置関係を把握して調節する必要がある。確実に決めるのは難しいかもしれないが、対策の不十分なハンターにとっては厄介な存在だ。
チェイス中には狭い通路部分で磁石をその場設置して、「反発」により距離を離したり「引き寄せ」で壁当てを狙ったりできる。ただし単純にその場に磁石を置きながら逃げて「反発」するだけではたいして距離が離れず時間も稼げないため、なんとか壁に当ててハンターの時間を奪っていきたい。チェイス時の方が救助時よりもフィールドに都合の良い壁が設けられていることが多いため、「引き寄せ」による壁当ても決めやすいだろう。調香師よりも強ポジでのチェイスには強さを発揮しそうなので、他サバイバーとの分担によっては「割れ窓理論」をつけた左右型も一考に値する。
解読速度は100%、俗にいう100族なので、他サバイバーと相性が悪くなる組み合わせはあまりないだろう。構成、状況に応じた立ち回りを心掛けたい。調整難度は上がっているものの、完璧な調整を連発できれば少し早く解読が終わるというのもポイントで、その完璧な調整1回が最後の4人生存仲治りにつながると考え、緊張感を持って回していくべきだろう。

地味なプラス能力

生存力や磁力吸引は地味に重要で、例えば生存力のおかげで起死回生で立ち上がりやすくなっていたりする。また磁力吸引は暗号機やロッカーの近くにいると勝手に発動する、解読中やロッカー内にいる間でも勝手に発動して勝手にクールタイムに入ってしまうので、狙ったタイミングで使うのは難しいものの、チェイス時にはわりと発動して距離が離せたりするため(勘違いしやすいが、ロッカーと平行向きに走っていても加速してくれる能力であり、ロッカーに強制的に吸い寄せられるわけではない)、占い師のハンター位置表示能力のような、地味だが無視できないプラス要素だと思う。上手い人ならこの加速を加味したチェイスルートを構築できるかもしれない。

探鉱者をうまく使うコツ

磁石をいたずらに消費しない。祭司は適当でもゲートを作りまくることがプラスになるキャラだが、同じように磁石の貯まる探鉱者は磁石が決してプラス要素のみとはならず、適当に撒いていると仲間サバイバーに迷惑をかけてしまうことにもなりかねない。それにさえ気をつけて、あとは磁石投げの正確性を高めることができれば、そこからは他サバイバーで培ったマップの把握、ハンターとの読み合いという要素が成果につながりやすい、実力の現れるサバイバーだと言える。
ただし個別に見ていくと、救助はオフェンスや空軍に、チェイスはマジシャンや傭兵に、解読は心眼や機械技師に比べてかなわない部分があるため、そのどれかのみしかやる気がないのなら専門職を使った方がいい。救助、チェイス、解読の仕事をフレキシブルに担当できるのが探鉱者の強みなので、占い師や調香師と組んだ殿堂級で選択肢に浮上するかもしれない。100族で固めた構成の特徴として、(尖った構成よりも)スポーン運、ファーストチェイス運に左右されにくい面があるからだ。占い師とは違い初心者でも簡単なサバイバーというわけではないが、ハンターから小スタンを奪うことが可能でかつ解読速度100族というのは占い師、調香師とはまた違った魅力がある。とはいえ磁石を投げて、それがハンターにくっつき、更にハンターと地形と自分との位置関係がうまくハマらないとスタンは成功しないので、ハンター側の対策が進むとカモにされる可能性もあるのではないだろうか。上手いオフェンスは視界の外から走ってくるためオフェンスは一定の地位を得ているが、探鉱者は今何をしていて何を狙っているかがハンターにわかりやすい。サバイバー複数人でわちゃわちゃしている盤面で威力を発揮できても、上位ハンターとの1対1では磁石不発、空振りに終わる可能性がある。

本サイトでは特にランク帯を絞らずに評価しているため、カタログスペックの高さを見て総合評価をAとした。今後どの程度ハンター側の対策が進むのかに注目していきたい。

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