このゲームのランクマッチはサバイバー、ハンター問わずに3戦すればいいものであって、だいたいのイベントもサバイバー、ハンターどちらでもクリアできるものなので、どちらかしかやっていないという人もいると思います。でも、うまくなるためには両方やったほうがいいです。
サバイバーしかやったことのない人は、かなりの損をしています。
まず、暗号解読機の位置パターンが感覚としてつかめません。もちろんマップ表示や攻略情報を見て事前に完璧に暗記している人はいいですが、そんな人は多くないでしょう。
次に、ハンター視点でわかる嫌なこと、というのが掴める点です。ハンターはサバイバーを見失ったり、耳鳴りがしているのに見つからないという状態を恐れています。救助狩りの時に早くから来て耳鳴りをさせるサバイバーが厄介で、ギリギリに来て少し妨害すれば椅子耐久半分超えさせられるようなサバイバーは相手しやすい、というのは、ハンターをやるとよりわかるでしょう。「強いサバイバー」がわかるのも大きいです。特に占い師や祭司、傭兵の強さは実際に相手してみると嫌というほどわかりますし、自分がサバイバーでランク戦に潜る時に4人の中にいた方がいいなと思う理由がわかります。
そして、個別のハンター対策を学べる点も大きいです。道化師は板先倒しに弱いし、リッパーは霧を1つ避けられるだけで途端にキツくなるし、ハスター(黄衣の王)は根元ぐるぐると脚掴みを併用されるとロクにタコ脚が当たらなくなります。自分が苦手だと思うハンターは、自分で操作することで相手の対応から戦い方を学ぶというのがいいでしょう。(夢の魔女等のハンターだと、そもそも自分がまともに操作するのが難しくて検証にならなかったりもあるかもしれませんが……。)
そして、もしお気に入りのハンターができたら、ぜひハンターでもランク戦を楽しんでください!一緒に頑張りましょう!

- 作者:ロバート・W・チェイムバーズ
- 発売日: 2010/07/22
- メディア: 文庫