総合評価:A
外在特質 | 効果 |
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寒霧 | 攻撃時に霧の刃を放つ クールタイム20秒 霧の刃が通った後、霧の刃がサバイバーに当たった時のサバイバーの後に少しの間霧が発生する |
存在感 | 形態変化 | 効果 |
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0 | 寒霧 | 霧に合わせて自分が移動すると加速効果があり、すぐに透明化する 透明化は攻撃を放ったり板を壊したり窓を超えたりというタイミングで解除される |
1000 | 霧に隠れる | 攻撃を放たずに17秒経つとリッパーが透明化し、移動速度も上昇する |
2500 | 幽暗に隠れる | 攻撃を放たずに14秒経つとリッパーが透明化し、移動速度も上昇する |
使いやすくて強いハンター
リッパーはサービス開始当初から一貫して、使いやすく強いハンターとして君臨してきました。実はサービス開始して数か月後に能力が変更されたのですが(”霧の都”が削除され、霧の刃は一定時間ごとにどこでも使えるようになった)、変更後の現在の能力になっても強ハンターの地位を占め続けています。その理由はファーストチェイスから能力を使用可能なことにあり、霧の刃さえ当てればダウンをとるまでの時間がかなり短くなるというのがあると思います。通常、ハンターは2回攻撃してダウンをとり、そのたびにハンターが攻撃ヒットモーションをするのですが、サバイバーに攻撃ではなく霧の刃のみが当たった場合にはこの攻撃硬直が発生しません。しかも霧の刃を当てた場合、逃げるサバイバーの後ろにはリッパーの加速をもたらす霧が発生します。特に初心者サバイバーにとって、霧の刃が脅威となっているのがわかると思います。存在感2500の加速も強力で、蜘蛛の加速とは違いただ移動するだけなら加速状態が切れることなく続くため、あと少しで逃げ出せるサバイバーに素早く近づいて「引き留める」ことができます。
霧の刃を外してはいけない
リッパーは薄い壁に向かって接触しながら霧の刃を出すことで、霧の刃発生判定の開始部を壁の向こう側にすることができます。つまりサバイバーの位置がわかっていれば(薄い)障害物の向こう側も攻撃できるということです。窓を乗り越えた先等にも攻撃できるので、サバイバーは常に霧の刃に当てられないように注意しながらチェイスしなければなりません。逆にリッパーにとって霧の刃は生命線であり、霧の刃を外すと途端に苦しくなります。リッパーの通常攻撃判定は非常に狭く、特に同じ初心者向けハンターの道化師(ピエロ)とは雲泥の差です。サバイバーが適当にリッパーの回りをくるくる回るだけで、攻撃を何回も空振ってしまうことがよくあります。ファーストチェイスでは絶対に霧の刃を当てましょう。逆にサバイバーからすると、20秒ごとの霧の刃さえしっかりかわせば戦えることを考え、例えばリッパーが壁の向こうにいたら霧の刃を打ってくることを考えて動くとか、強ポジを移動する時には直線的に逃げないとか霧を打たせて失敗させてからの移動にするとか、そういった個人のチェイス能力が問われる相手なのです。
これからリッパーを使う人のために
リッパーの強いところは、単純明快なところでもあります。蜘蛛は糸を張る必要があり、血の女王は鏡を使う必要が、白黒無常なんかになるとワープしたりベル鳴らしたりと様々な操作が要求されます。リッパーにあるのは攻撃ボタンだけなのです。霧の刃は勝手に溜まるものだし、霧の刃が放たれるのは攻撃ボタンを押した時だし、霧に隠れるのも自動です。画面左できちんとリッパーを操作し、画面右の攻撃ボタンを適切なタイミングで押す。これを極めれば上位でも通用するのがリッパーです。しかし単純ゆえに、サバイバーがハンターの動きを妨害する、予定を狂わせるような様々な手段には自力で対応していくしかないのです。呪術師相手は加速があるので霧を当てれば戦えますが、野人やオフェンス、傭兵やバーメイド、占い師あたりに対して特に有効な手段は持っていないので、特質や内在人格を工夫しながら己のハンター操作を極めるしかありません。頑張ってください。通常攻撃の判定が弱いぶんは溜め攻撃でカバーしましょう。溜め攻撃は当然サバイバーにバレやすくもあるのですが、判定自体は悪くないです。左前を当てるように心がけましょう。