今日は機械技師(技師、トレイシーちゃん)を取り上げます。初心者の方はぜひ読んでください。
総合評価:B
外在特質 | 効果 |
---|---|
機械操縦 | ロボット操作の消費電力が |
虚弱 | 板窓操作速度-30% |
機械マスター | 技師、技師の操作するロボは解読速度25%上昇 味方サバイバー全員も解読速度3%上昇 |
臆病 | 仲間が負傷orロケットチェア拘束されると解読速度-45% ゲート開門速度も-15% 重ねがけあり |
<追記>アップデート後の技師について
かつて、技師は最強サバイバーでした。ロボと本体の2体操作に加え、全員無傷状態なら本体解読速度が135%、味方の解読速度へのプラスも8%もあり、S1から爆速パ時代にかけて、この世の春を謳歌していました。その後、強力なハンターが追加されていく中でも、ロボの体力を活かした高速解読と心眼とは違うフレキシブルな性質により強キャラの地位を保ってきました。しかし、アップデートにより(技師目線)ロボの体力がかなり減らされた格好になったことで、技師はついに強キャラの地位から転落しました。夢の魔女、血の女王、白黒無常の3強ハンターによって、チェイス能力の低いサバイバーに強烈な向かい風が吹いていることも影響しています。
しかし、機械技師は最弱キャラになったわけではありません。今までのような「ロボ1台壊されたけれどなんとかなる」といった甘い考えのもとで使えなくなっただけであり、隠密と体力管理をきっちり行うことで戦えるサバイバーではあるのです(きっちり行えないのなら弱いです)。サバイバー側に4人しかいない本ゲームにおいて、機能限定付きでも5人目を動かせる独自性は大きいでしょう。
技師の基本的な立ち回りについて
ロボは先出しします。先出ししたロボはとにかく隠します。このスポーン位置は危ない!という時、つまりロボを出して隠していたらそれだけの操作中にハンターがすぐ近くに来ると思われる場合はロボを先出しせずに移動して、全力でファーストチェイスを拒否してください。ロボを出さないまま吊られてしまうのは絶対にやめてください。
他のサバイバーがファーストチェイスをしている間に、技師はロボのいるすぐ近くではなく、その次の暗号機まで移動します。そうしたら、ようやく本格的な解読開始です。負傷者が一人でもいる場合、技師の解読速度は普通のサバイバーよりも遅いのですが、技師の持つロボの解読速度は125%のままなので、これを最大限に活かすことを考えます。
①ロボットで解読操作をする
②操作を技師に切り替えて技師が解読する
③3秒経ったらロボに操作を切り替えて解読を再開する
④また技師に切り替えて解読する
3秒ごとにロボットに操作を切り替えることで、調製判定をクリアしつつ同時解読を進めることができます。機械技師が捜査していない間のロボの解読速度は100%ではありますが、素早く操作を繰り返すことで「技師が解読中のロボの解読分-操作切り替え時のタイムロス」分だけ解読が速くなります。
この繰り返しで解読を進めていきます。もし無事に解読が進んだ場合、機械人形のところが技師より早く解読完了するはずです(サバイバーに負傷者が出るので、技師の解読速度は遅くなっているはず)。そうしたら、人形を技師のいるところに移動させます。人形で解読を引き継いだら、機械技師はその次の暗号機に向かいます。こうすることで、機械技師は2台+αの暗号解読を高速で進めることができるのです。
疑問:なぜ技師とロボで同じ暗号機を回さないの?
ロボの解読判定失敗でハンターには位置バレしているので、技師が一緒にいたら簡単に技師も捕まえられてしまうからです。ハンターがブザーを聞いて機械人形の方に来て、機械人形を壊した時に、技師はハンターとのチェイスが始まらないほどの遠くの位置に移動しているのが理想です。
疑問:ロボで調整判定成功させつつ回しちゃいけないの?
いけなくはないです。ですが、ロボは操作中に電力を消耗していきます。ロボから技師に操作を切り替え、技師を操作している間は電力を消費しないのです。よって、序盤は電力の消費を抑えつつ解読を進める方針が正着となっています。私も最初これを疑問に思い、ロボを出して調整成功させつつ解読していたのですが、これをすると1台解読するだけで電力を3分の1ほど消費してしまい、かなりもったいないことになってしまうのです。技師が椅子に縛られている間ロボを操作し続けることになることを考えると、平時の解読で浪費していたらもったいないし、ヘタするとそれ心眼で良くね?ってレベルになってしまいますよね。よって、(面倒でも)序盤は切り替え切り替えしながら解読を進めましょう。ロボで調整失敗しながら解読するのではなく、3秒ごとに切り替えて判定を成功させつつ、本体もロボも解読するのが正しいです。アップデートでロボの消費電力が変更になったことにより、ロボを1回壊されることで機械技師は相当戦力ダウンすることになりました。調整失敗しながらの解読は避けましょう。
疑問:ロボはロッカーに隠さないの?
一部にロボをロッカーに隠している人がいるようですが、操作時間が無駄です。ロボがロッカーに入って、出て、という操作時間が無駄なので、適当に板の影とか壁の影に隠しましょう。ロッカーに入れとけば100%バレないのならまだしも、普通に声(息遣い)がしてバレるのでやめましょう。
ロボの仕事は、解読だけではありません。近くに負傷中のサバイバーが来たら治療してあげましょう。負傷者を減らすことは技師本体の解読速度回復にもなりますし、それ以上に救助役を救助に行ける状態にすることは勝利に直結します。また、ロボはゲート解読をするムーブがかなり強いです。ゲート解読では調整が発生しないので、ロボを使い倒した最後の最後にゲート前待機させ、通電した瞬間にゲート解読を始めさせれば、自分達がゲートに辿り着く頃にはゲートが開いているという流れになり脱出が容易になります。
技師の人格
右下がオススメです。ランカーの中には左右を選んでいる人もいますが、技師はロボットに解読をさせる関係上、救助キャラの次に救助に行くべきキャラクターとなっています(ロボットが救助するのはハンターが近くにいない時のみで、基本的に本体が救助に向かうものだと覚えておいてください)。また、膝蓋腱反射や割れ窓を取ったところで、決してチェイスが得意なわけではないはずです。普通に右下を選んで、トンネル阻止の肉壁を頑張りましょう。
疑問:技師が共同解読しようとしてくる
技師本体の解読能力は味方サバイバーの負傷によりあっという間に低下する、かつ、ロボの判定を成功させながらの解読になるため、あまり進みません。なので、試合開始してファーストチェイスが始まった後、技師本体が傭兵等と共同解読するのはオーケーです。技師のミスではないですし、味方サバイバーも譲るとか考えずに共同解読してください。ロボには譲りましょう。
ハンター目線での機械技師対策は?
ハンター側が気にするポイントとしては、技師の出せるロボは最大で2体までということ。無限に出てくるわけではなく2体壊してしまえばもう出される心配はないのでそこは安心していいです。また、ロボを壊せば存在感は貯まるので、特に序盤は「サバイバー見つけたと思ったのにロボだった」という流れはむしろ喜ぶべきものだと捉えた方がいいです。そして、機械技師はチェイス能力が低く、負傷状態のサバイバーがいるほど解読速度が落ちるということ。これらを加味すると、機械技師対策は……簡単ではないですね。
根本的な対策がないのが強みだと思います。しかしとにかくマップ全体を動き回ってサバイバーをひろく負傷させる/ロボを潰すという動きは機械技師にとっては嫌だと思うので、例えば技師がガガガーっとロボを操作している音がしているのに悠長にフェイスキャンプしていたら相手の思惑通りなわけで(ただし技師が飛べばロボはその場で停止するので技師をしっかり飛ばすのも重要)一杯動いてサバイバー全体に圧力をかけるようにしましょう。結論。ハンター目線の技師対策はとにかく頑張る。頑張りましょう。