【第五人格】バッツマン ガンジ・グプタの評価【Identity V】

総合評価:C

外在特質 効果
クリケットバット クリケットボールを打ち出して当てたハンターをノックバック(後退)させる 使用後にボールは落ちるため拾えば再利用可能 ボール所持数は3
試合開始20秒後からいつでもブースト状態になることができる
ブースト状態(20秒間継続、クールタイム40秒)でノックバックさせた場合、ハンターが障害物に当たるとスタンする ブースト状態で打った球は再利用できない
バットを構えパワーを溜めながら移動することができ、パワーを溜めるほどボールを当てた時のハンターの後退距離が伸びる
運動天賦 板窓乗り越え、板倒し速度+20%
使命感 他サバイバーが離れた場所で攻撃を受けた時に、10秒間だけ自身の移動速度+50% クールタイム60秒
機械音痴 暗号機解読速度-20%

悪くはないが

「使いやすいオフェンス」のようなキャラだと思っていたのですが、ちょっとそういう感じではなさそうです。ブースト状態にすることでボールを当てるとハンターにスタンを与えられるのですが、発動している時間は20秒しかなく、更にブースト状態にする瞬間は一瞬立ち止まる必要があります。ボールを打つ操作は簡単でも、それを活かす前提条件(ハンターの位置、味方サバイバーの位置、残り暗号機数や吊り数)を整えるのにかける手間を考えると、バッツマンが活躍できる盤面になることが少ないと思います。

ファーストチェイス能力はどうか

一応、ブーストしない場合のボールはけっこうハンターを後退させる能力がある(参考動画)ので、それと板窓乗り越えや板倒しバフがあることを考えるとファーストチェイス能力が低いということはなさそうです。しかし、同じ解読速度80%の一等航海士に比べると、さすがに劣ると言わざるを得ません。オフェンスのボールは使う量を自在に決めることができ、場所によってはハンターが見失うような逃げ方もできることを考えるとオフェンスにもかなわないでしょう。ただまあ、それらに野人・傭兵を加えてその次くらいには(つまり解読速度減少に見合う程度には)ファーストチェイスに強いとは言えるので、バッツマン使用者は救助・妨害だけではなくファーストチェイスも伸ばせるようになりましょう。

使命感はあるが

使命感能力でスピードアップして駆けつけてチェイス補助をするという戦い方は楽しそうで憧れますが、「ブーストをオンにしないとスタンはない」「ブースト時に立ち止まるため近くにいると殴られる」「探鉱者のように壁に隠れて邪魔をすることができない」「オフェンスのように視界外から襲うこともできない」という要素から、使いこなすのは大変だと思います。スタン能力を持たないと殴られるし、スタン能力を持たせたところで20秒で切れてしまうのですから、いつブースト状態にするか、というスキルの管理がものすごく大事なことになっています。こういう場合、例えば白黒無常のようなハンターならこの解説でもいいのですが、バッツマンはサバイバーなので、駆け引きの主体として弱いんですよね。バッツマンがハンターに仕掛けた駆け引きは、ハンター側の能力(様々なスキルとか、単にハンターは攻撃ボタンを押す機会が何度もあるとか……)によって上から潰されることが多いと思います。このブースト要素がバッツマンを微妙たらしめていると言えると思います。

椅子耐久なし

オフェンス同様、椅子耐久はありません。散歩パにしろ通常の構成にしろ、ハンターが狙ってくる可能性はあり、そして(傭兵や野人とは違い)サバイバーのチェイス能力によってはチェイス時間が長くもなり短くもなるサバイバーですから、ファーストチェイスで容易にやられないよう、後ろを向きながらのボールのぶつけ方、ボールをぶつけた時により時間を多く稼げる場所とその角度(つまり、ノックバックしたハンターが障害物に当たらないようにする)をしっかり勉強しておきましょう。

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