アップデート後の冒険家の評価を行います。完全なるプラス修正なのでわかりやすいですね。(※アップデート前の記事)
総合評価:D
外在特質 | 効果 |
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探検の空想 | 自身の姿を小さくできる「ガリバー旅行記」を無限に使用できる 旅行記使用中に宝探しができ、掘り出すと暗号機を50%進めることのできる暗号ページが手に入る |
探検 | 足跡の持続時間が1秒減少、板窓の乗り越えがハンターに通知されない |
好奇心 | 暗号解読での調整発生率が30%増加、調整成功範囲が30%減少 |
実力蓄積 | 10秒以上移動しないと次に移動する時に1秒加速 クールタイム80秒 |
(太字が更新箇所)
強キャラには至らない理由
冒険家アップデート内容が発表された当初、これは強すぎるのでは?という反応が多数を占めていた。解読機の50%を一瞬で終わらせる宝探し能力は暗号機の揺れや音といったハンター側が手掛かりにしている要素を無視して一瞬で解読機を終了させることができるからだ。しかし実際使ってみると問題点も浮上した。
まず、50%の暗号ページを掘り出すのに30秒かかること。暗号機の解読加速前は1台つけるのに80秒かかることを考えると(加速後は60秒)一応それよりは早くなるのだが、まず掘り出せる場所は暗号機の近くなのでハンターが巡回しているとバレてしまう問題があり、更に暗号機の近くの路上なのでむしろ暗号機そのものを触っているより板窓から遠いことすらあるのも痛い。また、暗号解読とは違いもし途中で中断してそのままにしてしまえばゼロ解読(中断後途中からの再開は可能)なので、冒険家がこれをメインの解読方法にするのは無理と言っていい。
また、マップからで掘り出せるのはランダムの最大3箇所という制約があり、冒険家が自分の都合で掘りやすい地点を選ぶことは不可能。
更に地味な問題なのは、暗号ページを用いた解読は素早いものの一瞬ではないこと。任意のタイミングで中断させることができるのは長所ではあるが、厳密には1台全部をつけ終わるのに1秒程かかるので、つけ終わったと思って素早く離れるとまだ残っていたりしかねない。勝負の厳しい世界では重要になってくるポイントなのではっきりさせておく。
一方、ちょっと使えるかもしれないと考えている人には希望になる要素もあるので挙げておく。
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暗号ページを2つ持った状態で3つ目を掘ることも可能 掘り出された3つ目は足元に出る
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掘っている最中は暗号解読と同じ扱いで、カラス対策は可能
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掘り出しの進捗は持ち越され、A地点で半分掘った後にB地点で掘り出しを再開するとゲージの半分から進めることができる(ゲーム上の利便性を高めてはいるが、なんで別のところを掘ってもいいのかという奇妙な光景ではある)
あくまでも初心者向けのサバイバー
「実力蓄積」は急に来たハンターから素早く逃げるのにプラスではあり長所ではあるが、それを加味しても初心者向けのサバイバーという印象は拭えない。暗号解読を一気に終わらせることはできるが結局冒険家がサバイバーの1枠を使っていることが大きく、単純な解読速度目的なら心眼を使えばいいし、冒険家が掘り出している間に冒険家が相手されなければいいのだがラス1の冒険家による即解読完了に至るまでの間の盤面がハンター有利のためその間に優勢を取られかねない。冒険家が見つかって相手された時には、決してチェイス特化しているとは言えない性能のため捕まりやすい。
弁護士でプレイしていた初心者が、暗号機やゲートの位置はだいたい覚えたので次にもっと解読を頑張りたい、でも心眼は画面が暗いし機械技師は解読ばかりしているわけにいかないガチキャラだし……。そんな時に選択肢に浮上するのが冒険家だと思います。他のプレイヤーにチェイスや救助は任せて解読に専念し、掘り出し込みで暗号機2台+αの解読を目指しましょう。