椅子に縛らないという特徴を持つ、アシュレイウッドとのコラボハンター、ペルシーの評価です。(パーシーと呼ばれることが多いですが、正式名称はペルシーです。)
総合評価:B
外在特質 | 効果 |
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チャージ | エネルギー管理が必要。50を超えるとエネルギーサージング状態となり、スタンを無効化し、通常攻撃で板が壊せるようになる。100に達するとエネルギー過多(オーバーヒート)となり移動速度低下、スキル使用不可効果が14秒間発生する。14秒後、エネルギーは0になる。 |
代償 | ダウン後の脱落速度(失血死ゲージ上昇速度)が25%上昇。ダウン状態から回復後のサバイバー位置を6秒間表示。全サバイバーダウンor通電後のダウンは脱落速度300%上昇。 |
存在感 | 形態変化 | 効果 |
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0 | エネルギー衝撃 | エネルギーを10増加させ、前方にダッシュ攻撃を放つ。ダッシュ中にサバイバーに当たるor障害物に当たると切り上げモーションを発動してダメージを与える。ダッシュ攻撃は通常攻撃同様に刀拭き(攻撃硬直)が発生する。 |
1000 | 溜め重叩き | エネルギーを20増加させ、大きなモーションの後、前方に衝撃波攻撃を放つ。溜め時間が短いとハンターを一瞬スタンさせる効果。溜め時間が長いとダメージが入るようになる。 |
2500 | エネルギー変換 | エネルギー負荷50より少ない時に使うとエネルギー負荷を50に上昇させてエネルギーサージング状態に入る。エネルギー負荷が50以上の時に使用するとエネルギー負荷を50減少させてエネルギーサージング状態を解除する。 |
ものすごく使いにくい
サバイバーを風船状態にできないハンターです。失血死戦略はかつての崩壊ピエロ等が存在しましたし、風船状態にできないことはハンター目線「そういうもの」として受け入れられると思います(専用の人格構成は必須です)。しかし素の能力として、通常攻撃の出が遅く、溜め攻撃の出は猛烈に遅い。そのためにかなり使いにくいハンターです。レオよりも劣悪で、かつスキルがレオのように攻撃の手数が増やせる類のものではないため、使用難度は高いです。
わからん殺し性能が高い
普通のハンターがダウン放置戦略を取ってきた場合、サバイバーはスキを見てダウン状態のサバイバーを起こしに行き、起死回生を消費させずに治療することで「立て直し」を計ります。ペルシー相手にこの戦略を取るのは利敵行為です。なぜなら、ペルシーはサバイバーをダウン状態にする(負傷状態のサバイバーをダウンさせる)ことが他ハンターにおける「椅子に縛る」と同等の試合進行要素のため、ペルシー使用中のハンターはダウン状態のサバイバーには早く起き上がってもらい、またダウンさせたいと考えているのです。しかし、普通のハンターと同じようにダウンサバイバーの近くで待機していると、脱落までの時間が普通のハンター(がサバイバーを椅子に縛る場合)に比べて3倍(普通の失血死と椅子耐久の比較だと失血死は4倍の時間がかかるが、ペルシーはダウンさせるたび失血死速度上昇の効果があるため短くはなる)かかるため、勝てません。よってペルシーはキャンプしてはいけません。それに対応してサバイバーは、頃合いを見計らって治療したり、起死回生を吐いて解読を進めるという駆け引きになるのです。ダウン状態のサバイバーがいても基本的には解読を優先すべきという腹積もりでいてください。暗号機解読の合間でたまたまダウン状態のサバイバーが近くにいて、ハンターが遠くにいたら起死回生を節約するために治療する、くらいの感覚でいてください。普通のハンター相手同様に治療を優先するサバイバーは、他のハンター目線で例えるなら意味もなく即救を繰り返す初心者みたいなもので、ペルシーからするとカモです。
メタ性能だけは高い
では結局、ペルシーを使う側はサバイバーの無知に頼るしかない、ただのわからん殺しハンターなのかというと、そんなことはないです。ペルシーがサバイバーを風船状態にすらしないということは、サバイバー側の風船救助や、あるいは普通の救助能力を丸ごと無視できるということです。エネルギーサージング状態では妨害を受け付けない独自能力もあるため、オフェンス、カウボーイ、野人のような、解読が遅く妨害に強いサバイバーの能力を実質的に低下、無効化させることができます。
徒歩ハンターなので見過ごされがちですが、ダッシュスキルを活かした中距離の移動速度はルキノや道化師を凌ぐほどのものがあるため、漫然と解読しているサバイバーとの距離を一気に詰めてチェイス時間を短縮できるのも長所です。距離チェにはこれで対応できます。
欠点としては、グルチェ対策の溜め重叩きがなかなか使いにくいことと、慣れたとしてもファーストチェイスではグルチェ対策の溜め重叩きが使えない(存在感1000での解放スキルため)ことでしょう。ここさえ乗り越えて、かつ相手の選出が妨害系サバイバー中心の時にメタとして使うという限定条件を設ければ、活躍できるハンターなのではないかと思います。
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