【第五人格】4割救助?9割救助?どっちがいいの?

4割救助と9割救助というのがあります。サバイバーが椅子に縛られるとメーターの他に赤いラインが出てくるのですが、それを超える前に救助するのが4割救助、それを超えて丸一杯になる前の飛ぶ寸前に救助するのが9割救助です。4割救助と9割救助を両方決めて4人生存で通電させるのが一番普通の勝ち方ですが、ファーストチェイスの結果次第では必ずしもそうすべきとは言えないこともあります。今回はすべてのパターンを例示するので、初心者の方やまだよくわかっていない方は参考にしてください。

4割救助だけ行う

これはファーストチェイスが相当短かった時に起こります。
まず、基本的に、ハンターというのは救助されたサバイバーを即殴りして、20秒の危機一髪の後にダウンしたらそのダウンしたサバイバーをまた椅子に座らせるつもりでいます。なぜなら、サバイバーは4人しかおらず、サバイバーが一人減ることで解読機を進められる人、救助に来れる人、妨害できる人といった頭数を減らすことになり、サバイバーの人数を一人減らすことで勝利条件(3人脱落)にも近づくわけで、減らさない理由がないからです。
ファーストチェイスがあまりにも短かった場合、サバイバーは両狙いで動くことになります。それは「ハンターがトンネル(被救助者即殴り)に失敗して4人生存する」「なんとか3人通電を果たし引き分けに持ち込む」です。単純に計算した場合、ファーストチェイスが「n秒」短くなると、解読機の解読は「3n秒」遅れることになるのです。ファーストチェイス中は3人が解読できますからね。よって、それだけ解読が進まずに4割9割で救助した場合、4人通電には遠く及ばない上に、3人通電できるほどに解読が進まなくおそれもあるのです。また、4割9割で救助しての4人通電の場合は、9割救助の人が救助狩りや恐怖の一撃で倒れても、そこで通電させての中治り→救助、という技が使えるのですが、解読が進んでいない場合はそれもありません。よって4割9割での9割救助をするリスクが高いのです。
では、なぜ4割救助はするのかということですが、完全見捨てをするとハンターにバレやすいというのと、「ハンターがトンネル(被救助者即殴り)に失敗して4人生存する」可能性を捨てることになってしまうから、4割が望ましいとされているんですね。9割だけでいくのに比べて、救助後の選択肢が広いため(例えば、4割見捨てをするつもりだったけれど思ったより解読が進んだりうたた寝の効果があったりで、9割救助しての4人通電ができそうだとなった場合、後から4割9割に作戦を変更できる)、ファーストチェイスが即死でもたいていの場合、4割での救助には行った方がいいです。

完全見捨て

これはファーストチェイスがあまりにも短く、かつ救助狩りの強いサバイバーに地下に吊るされた場合に起きることになります。つまり救助に行くと、救助者がダウンを取られる可能性があまりにも高いということですね。この時のサバイバーは引き分けを目指すことになります。基本的にはやらない方がいいですが、無理して無駄に救助者がダメージを重ねてしまうと3人通電もままならなくなるので、仕方ないこともあります。ファーストチェイスの人は地下に吊られる位置でダウンしないようにしましょう。

9割救助だけ行う

これは基本的に、4割救助ができなかった場合に行います。5割ちょい超え救助はしてはいけません。犯罪です。いや犯罪ではないんですけれど、5割ちょい超え救助するくらいなら9割まで椅子の近くに隠れてから救助した方がいいです。その間、他の人が解読を回せますからね。

4割9割救助する

4人通電できそうな時に行いましょう。4割救助に来るのは救助サバイバー(主に傭兵)ですが、9割救助に来るのは(仲直りの準備ができている場合には)救助サバイバーに限りません。ただし恐怖を取られてたり救助狩りされてからの仲直り通電後救助よりは救助後に被救助者が殴られてからの仲直り通電の方がハンターから見てサバイバーがバラけており、2人狩って引き分けに持ち込むのがより難しくなっているために、救助狩りの強いハンター相手なら再び救助サバイバー(傭兵)が行ったほうがいいと思います(ここで救助に行くために、傭兵はファースト救助でダブルダウンを取られてはいけない、できれば無傷が望ましいんです)。時間を計算しても仲直り到達まで微妙に足りない時は危機一髪をまだ消費していないサバイバーが来て、危機一髪後ダウン時即仲直りの4人通電を狙いましょう。

なぜ、4人通電できない場合に4割9割救助しないのかというのにはもう一つの理由があって、「危機一髪を使ってしまう」という概念があります。危機一髪は、その時間を利用して自分を移動させ、ハンターを特定の場所に誘導するという意味があるため、非常に有用なのです。例としては解読が進んでいたり寸止めできている暗号機の近くから離す、ゲートから離す、椅子までの距離が遠い位置に移動する(工場の中のある地点とか、聖心病院の2階とか)というのがあります。これは3人通電をさせる時にも重要であり、上手くいくと3人通電でも「2人はゲートから脱出し、被救助者はハッチから脱出する」という勝ちにつながることもあります。この時に4割救助での危機一髪を持っているかどうかが重要で、これがあると解読時間が伸びる上に、3人脱出の可能性が残る位置にハンターを誘導することができたりします。必ず4割9割の2回救助をすればいいというわけではない、というのには、救助時のリスクの他に危機一髪を余しておくというのもあると覚えておきましょう。