【第五人格】「危機一髪」の意味とは?(初心者向け)

第五人格の「内在人格の網」には、下方向に「危機一髪」というものがあります。これは、危機一髪を持つ者が救助した時に1試合につき最初の1回だけ、救助者と被救助者を20秒間の間危機一髪発動状態にし、ダウンせず動けるようにするというものです。これ、どういう意味があるのでしょうか。20秒経ったらダメージが反映されてしまうのであって、無敵になるわけではありません。一つ思いつくのは、20秒の間に空いたゲートから脱出してしまうという利用法です。それもありますが、それだけではありません。この記事ではゲーム内で危機一髪の果たす役割について見ていきます。

他サバイバーが解読する時間を稼ぐ

サバイバーが椅子に座っている時間は30秒×2で60秒なので、それ以外に危機一髪の20秒+そのサバイバーをハンターが椅子まで運ぶ時間、を加えることで、その間に他のサバイバーが解読機を進めることができる。危機一髪がない救助直後にサバイバーが殴られた場合、その場でダウンしてしまいすぐに今座っていた椅子に座らされてしまうため、危機一髪があるサバイバーの救助に比べるとほとんど時間が稼げなくなってしまう。使用頻度:最高

やりかけの解読機の近くから移動する

そもそもやりかけの解読機の近くでダウンしてはいけないのですが、それでもハンターによりうまく解読機の近くの椅子まで運ばれてしまうことがあります。危機一髪のある救助を使えば20秒で解読機のない(or解読完了した解読機しかない)方に移動してダウンすることができるので、やりかけの暗号機を終わらせることができるのです。使用頻度:高

他サバイバーとの距離を離す

例えば4人生存仲直りをする時に、救助直後に殴られて仲直りを発動させるとします。その時に、危機一髪がない場合は救助直後の一瞬しかタイミングがなく、仲直り発動時に救助者と被救助者が近くにいることになります。視界に入っている2人をうまいこと仕留めれば引き分けに持ち込めるぞということでハンターも狙ってきます。一方、危機一髪持ちの救助によって、救助者と被救助者が距離を取ってから仲直りを発動させた場合はどうでしょうか。ハンターが片方をすぐ殴ったとしても、もう片方がどこにいるのかわかりにくくなります。ハンターが追いかけても追いつく前にゲートから出ているかもしれません。このように他サバイバーや通電直前のゲートから距離を離せるのも危機一髪の大きな特徴です。使用頻度:高

被救助者を攻撃から守るために救助者が立ちはだかる(肉壁)

危機一髪は救助されたサバイバーだけではなく救助したサバイバーにも効果があるのがポイントで、救助されたサバイバーへの攻撃を救助者が防いだり、救助されたサバイバーが聖心病院の中に向かったらその出入り口を救助者が物理的に塞ぐ等(ハンターはダウンしてしまったサバイバーを通過できるが、ダウンしていないサバイバーには当たり判定があり障害になる)、トンネル回避のためにできることがあります。これは次吊るされたら脱落するサバイバーを守るために行うものであって、救助者が無駄に攻撃を喰らってただDD(ダブルダウン:救助者と被救助者が両方ダウンすること)を起こしてハンターのプラスにするような事態になってはいけません。注意してください。使用頻度:中

救助者を攻撃から守るために被救助者が立ちはだかる(肉壁)

上に書いたように、DDは起こしてはいけないものです。つまりハンターはDDを狙って動きます。救助直後に被救助者が1発喰らった後、ハンターは救助したサバイバーにもダメージを与えようとしてきます。これを防ぐ肉壁も存在します。少し防いだところで結局二人揃ってダウンしてしまっては意味ないので、被救助者には繊細な技術と判断力が求められます。使用頻度:中

最後の1台を無理矢理解読完了する

20秒というのは結構な時間ですから、9割程度の暗号機に向かっていき、ハンターの攻撃を喰らいつつ無理矢理解読完了することもできなくはないです。ただし、ハンターの攻撃を喰らうと喰らいモーションが入り解読が中断されること、危機一髪中のダメージは仲直りで回復したとしてもその前に3ダメージ以上喰らっていたら仲直りの発動で減らされてもまだダウンしてしまうことには注意が必要です。危機一髪を利用して無理矢理解読機を回すか、それとも解読機の反対の方向に逃げることで他サバイバーが通電してくれるのを頼るか、このへんの連携が取れるのがVCパの強みでしょう。ちなみに、3ダメージ以上喰らっていたとしてもダウン直後、ハンターに風船状態にされる前に仲直りを発動させることで、サバイバーは起き上がることができます。サバイバーのダメージはダウンしたらそれまでの累積ダメージが捨て去られ、「2」という値を取るので、そこで仲直りを発動させて「1」になり起き上がるというわけです。ハンターに殴られまくって「3」以上の値を取りながら通電した場合、反映されている1ダメージに仲直りが発動しても残りの2以上のダメージは残ったままなのでダウンします。このあたりに気を付けながら通電しましょう。使用頻度:低

危機一髪と仲直りの判断力が上がり正確に運用できるようになったら、初心者を卒業したと言ってもいいと思います。マルチ戦モードで失敗を重ねながら上達しましょう。