【第五人格】結魂者ヴィオレッタの評価【Identity V】

ハンター個別評価シリーズ、今回は現在最強ハンターである蜘蛛の紹介です。

外在特質 効果
まゆ包み 糸を80消費しダウン中のサバイバーをその場で椅子拘束状態にする
クモの巣 蜘蛛の糸がサバイバーに絡まることで位置を表示させると共に行動速度ダウン 2段階絡むと移動速度もダウン
存在感 形態変化 効果
0 網を張る フィールド上の障害物間に糸を張る 自分が通ると行動速度アップ 3段階まで重ねがけできる
1000 糸を吐く 前方に糸を吐く サバイバーに当たると0.5ダメージ+糸に絡ませる これでは3段階目まで絡み状態にすることができ、行動速度移動速度が更にダウン
2500 網を吐く 糸吐きの速度上昇 糸の消費量低下

蜘蛛の糸の増加量、消費量についてまとめ

最初30でスタート MAXは200
自然増加:1秒間に1
網を張る:消費17
糸を吐く:消費20 存在感2500後の糸を吐く:消費10
まゆ包み:消費80

蜘蛛の強さ

ハンターとサバイバーの追いかけっこがメインとなるこのゲームにおいて速度というものの価値は大きい。蜘蛛は網を張ることで存在感0の時から一時的な移動速度上昇効果を得られる。サバイバーは一般にハンターに追いかけられると強ポジという場所に逃げ込むのだが、板や窓がある場所というのはつまり障害物が多くなっているわけで、糸の張り場に困らないことが多い。多くのハンターがファーストチェイスに悩む中でこの特質は頼もしい。最初の暗号解読は80秒で完了することを考えると、ファーストチェイスのダウンはゲーム開始50秒程度で奪えるのがベスト。30+50=80で17消費する網は張れても4回程度。無駄遣いは禁物だろう。

また、サバイバーを糸に引っ掛けることで行動速度を低下させるというのも強い。この糸はサバイバーが自分でほどくことができるのだが、チェイス中にそんなことをしている余裕はなく、板窓でチェイスを続けると行動速度低下の影響+ハンターの糸張り高速移動が噛み合って恐怖の一撃を喰らいやすくなる。蜘蛛相手には強ポジをぐるぐるしているという戦い方が成立しにくいのが強みだ。

まゆ包みは、3吊り目で使うのが効果的。椅子まで持っていく時間を節約することができる。またサバイバーを持ち運んでからまゆ包みすることもできるので、既に他のサバイバーを吊っている椅子の近くに持って行ってまゆ包みすることで、キャンプが楽になる。糸の消費量が大きく、序盤から使う能力ではないので間違って使わないように注意。正直言ってまゆ包みがなくても強い。それなのにまゆ包みもそこそこ有用な能力というのが、蜘蛛の恐ろしさを高めている。庭師対策になっているのもいいポイント。

サバイバー目線:結魂者対策

よく「蜘蛛相手には大きく逃げるのがポイント」と言われる。板を先倒しし、広い場所を使って距離を稼ぐというものだ。ただそんなのはどのハンターに対してでも言えることであって、確かに蜘蛛は脚が速くはないもののサバイバーよりはちゃんと速いわけで、根本的な対策にはならない。

身体が横に広いためかカーブには弱い。一方板倒しには強い。これを踏まえると、板の先倒しを使って曲がりながら広く逃げるのが理想と言えるだろう。板ポジぐるぐるで戦うのは避けるべきだ。

ハンター目線:結魂者の戦い方

いたずらに糸を使わない。ここで加速したら一撃加えられるというタイミングで糸張り加速を行うべき。

存在感が1000溜まるとできる糸吐きには若干の追尾性能があり、他のサバイバーを追いかけている時や中距離キャンプ中に椅子から離れた場所で当てていきたい。0.5ダメージなのでリッパーの霧とは使い方がまるで違う。2回当てれば1ダメージだが、クールタイムもあるわけで続けて2回はなかなか当てられないだろう。行動速度低下をメインに考えて使うのがいいかもしれない。

通常攻撃は左手で、溜め攻撃は右手で繰り出すというのはきっちり覚えておくべき。唯一の弱点は視点が悪いこと。リッパーに比べるとどうも慣れない。
しかし安定した能力、スキのなさを考えると最強ハンターであることは疑いようがない。おすすめです。