泥棒の個別評価です。初期5キャラ唯一のチェイスサバイバーです。
総合評価:D
外在特質 | 効果 |
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狡猾 | 懐中電灯を持つ 懐中電灯は一定時間ハンターを照らし続けると小時間行動不能にできる 懐中電灯の使用可能時間+100% |
機敏 | 板窓操作速度+15% |
収集癖 | サバイバー全員の調整発生確率+10% 調整判定範囲-10% |
ピッキング | サバイバー全員の箱開け速度+100% |
懐中電灯の微妙さ
懐中電灯は一定時間照らし続ける必要があり、スタンを奪う他の武器に比べてあまり強くありません。スタンの時間も短く、また背中側から当てても効果がないという欠点もあり、「板を先倒しして、ハンターがその板を壊しているスキに当てる」といった使い方でないと普通にプレイしているハンター相手には決められません。また、例えば芸者相手には刹那を封じながら懐中電灯を使えるということで相性が良いのですが、サバイバーはハンターを見て決められるわけではないので芸者を使ってくれるかどうかは相手次第です。普通のハンター相手に懐中電灯は強いとは言えないと思います。
味方サバイバーへの影響
特に初心者帯では、泥棒がいることにより調整成功範囲が狭まって、調整ミスが出ることを嫌がる人もいると思います私も嫌です。調整発生確率が上がるから実質解読バフだという声は、なぜか泥棒に関しては聞きません。それだけ微妙なサバイバーなのでしょうか。箱開け速度が上がるというのはプラス要素ではあるものの、そもそも箱を開けようとする事態がイレギュラーであるべきなので(初めから持っている香水、磁石、梟、ロボ等で勝てるのが一番いいし、箱から目的のものが出てくるわけでもないし、どちらにしろ箱を開けている時間がロスになる)、泥棒の長所として推せるものではないと思います。
チェイスサバイバーとして
散々な評価をしてきましたが、板窓操作速度が速いのは優秀な特徴で、微妙に空軍、傭兵よりも速いという大きなプラスポイントもあります。救助キャラとして別枠になりがちな空軍はともかく、傭兵がかなり強いチェイスサバイバーであるためにそれに比べると泥棒は……という面もありますが、泥棒は解読速度100族なので傭兵と違ってファーストチェイスから狙われやすいです。また、初期キャラであるため「初心者かな?」というハンター側の油断を誘う効果もあります。結果としてハンターのターゲットになりつつ、特質「機敏」や懐中電灯、更にプラスしての膝蓋腱反射や割れ窓理論が噛み合ったチェイスを成功させることができれば、サバイバー側の勝利に大きく近づきます。つまり、チェイスサバイバーとしての運用は十分考えられ、腕に自信のある人が使ってみるのもいいと思います。初期から使えるという特徴があるため、このゲーム始めたばかりだけれどガンガンチェイスして上手くなりたい!という向上心にあふれる人は、まず泥棒を極めてみるのもいいかもしれません。