当てれば確実にハンターの動きを止めることができる信号銃を持つ空軍について解説します。優秀な救助サバイバーです。
総合評価:B
外在特質 | 効果 |
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精確射撃 | 信号銃を持ち、ハンターを1回スタンさせることができる 空軍の信号銃はハンターの気絶回復速度が30%↓ |
頑強 | ロケットチェア発射までの速度30%↓ |
仲間思い | 他の仲間が椅子に縛られている間、暗号解読とゲート開放の速度60%↓ |
長期訓練 | 板窓乗り越え速度10%↑ |
救助は空軍
味方が椅子に縛られていると解読効率が大幅に低下するので、第一救助は空軍が行くというのがセオリーです。このため、そもそも試合開始直後の動きで空軍はあまりマップの隅の暗号機を解読してはいけません。救助に間に合わなくなるからです。そして、仲間がダウンを取られたら、空軍はハンターに気づかれないように接近し、4割救助します。銃は基本的に後撃ちですが、救助狩りが得意なハスター相手だと先撃ちもありです。ここの判断が空軍は難しくて、そもそも興奮を使われて銃を潰されるという可能性がある以上、確実な選択肢はないんですね。とにかく早く早く準備して椅子近くに接近して、4割救助&トンネル回避を決めるためにその時の最善を尽くすべきです。何よりも5.1割救助はしてはいけません。それから風船救助の是非についてですが、トンネル回避に成功すると、椅子に座っている4割の時間で残り2人が暗号解読を進められるというのが空軍による(特に後撃ちの)救助の強みなので、最初から銃を先撃ちするとたいして時間が稼げないということになりかねません。時間的にまだ挽回できるからと他のサバイバーとのチェイスに入ったりすればいいんですからね。銃は強力ですが1発しか使えないため、根本的にハンターによるトンネル計画を狂わせるために使うべきです。
幸運児は空軍の代わりになる?
空軍は仲間が椅子に縛られている時に解読速度が大幅低下するというデメリットがあるため、箱から銃が取り出せて解読速度100が変わらない幸運児のほうが強いのでは?と思う人もいると思います。結論から言うとこれは間違いです。幸運児の銃は空軍の銃と比べて明らかにスタン時間が短いので、ハンターからするとまだトンネルを狙うことが可能なんです。オフェンスの近距離タックルと長距離タックルの違いみたいなものですね。なので、幸運児で空軍の代役を務めることは不可能です。
チェイス時に銃を撃つべきか
もう一つ空軍を悩ませている課題は、チェイス時に自分がハンターから距離をとるためだけに銃を撃つべきか?というものがあります。結論としては普通のハンター相手で、銃を撃った結果チェイス時間を相当伸ばせるなら撃ってもいいと思います。理想としては銃をチェイス時先撃ちした空軍が吊られて9割救助で仲直りが発動するくらいに逃げ回れるのなら先撃ちもありだと思います(空軍は椅子耐久時間も長いことに注目)。やってはいけないのは銃とハンターによる攻撃との相打ちで、丸々銃1発潰されてしまうことです。これなら救助された後に銃を撃って自らトンネル回避を実現させる方が賢いです。
以上読んでもらえたらわかるように、プレイヤーの根本的な第五人格に対する能力が求められるのが空軍です。戦況に応じて使い分ける必要があり、興奮の有無や縛られている椅子周辺の地形なども考慮しなければならず、絶対の正解はありません(一方、絶対の間違いはあって、銃を持ったまま飛ばされることと銃を外すことです)。そのポジションの重要さ故、英雄にも地雷にもなれます。また、一番の救助キャラでもあるので、救助が苦手だけれど練習したいという人は、マルチ戦に空軍で潜って「自分が救助しなければならない」サバイバー構成のもとで研鑽を積むといいでしょう。