【 #参院選2022に向けて 】第5回 参院選後の臨時国会について #参院選2019

参院選の開票番組は色々ありますが、個人的にはTBSラジオがオススメです。まあテレビだとどうしてもレベルの低い話が多くなりますからね。

さて今日は、参院選後の臨時国会についてお話します。

毎年1月に開かれるのは通常国会です。ここで来年度予算の審議を行ったり、法案の審議をするために最低150日間は開かれます。つまり1月の途中から始まると6月の途中までが会期となります。延長は1回行われ、延長されると会期が9月頃まで伸びることもあります。

参院選の後に行われるのが臨時国会です。

国会法 第二条の三の2

参議院議員通常選挙が行われたときは、その任期が始まる日から三十日以内に臨時会を召集しなければならない。但し、その期間内に常会若しくは特別会が召集された場合又はその期間が衆議院議員の任期満了による総選挙を行うべき期間にかかる場合は、この限りでない。

3年に一度の参院選の後に開かれる他、参院選のない年にはだいたい9月頃開かれ、法案審議が進められるんですね。

もっとも、国会は一応開いて会期を設けていればよく、臨時国会の会期を短くしたり総理や国務大臣が公務を設けて答弁を避けるといった動きは可能なため、そういった中でも政府見解を知ることができるものとして質問主意書があります。この回答も通常国会臨時国会ごとに行われるため、各委員会の動きだけではなくこちらも追っておくといいでしょう。 

第199回国会 質問の一覧

第199回国会質問主意書・答弁書一覧:参議院

次回からは、取り上げるテーマをその時その時に決めようと思います。政治はどうしても時事的な要素があるので、そこに触れながら国会を楽しむ方法を学んでいきたいと思います。